高齢者専用賃貸住宅とは
高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)
国土交通省が定める「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者居住法)において、「高齢者の入居を受け入れることとしている賃貸住宅」とされ、都道府県知事の登録を受けた建築物のことをいいます。
高齢であることを理由に入居を拒否することのない賃貸住宅をその貸主が登録し、その情報を広く提供する仕組みとして設けられた制度で、高齢者の方が、安心・円滑に入居できる賃貸住宅です。
高齢者円滑入居賃貸住宅には以下3種類があります。
高齢者向け優良賃貸住宅
高齢者専用賃貸住宅
適合高齢者専用賃貸住宅
高齢者専用賃貸住宅(高専賃)
国土交通省が定める「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者住まい法)における高齢者円滑入居賃貸住宅の一部として、「賃貸住宅の全部又は一部が、専ら自ら居住するため住宅を必要とする高齢者又は当該高齢者と同居するその配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上夫婦と同様の関係にあるものを含む)をその賃借人とするもの」とされています。
優良賃貸住宅ほどの厳密な基準はありませんが、居室面積や設備、サービスの有無、前払金がある場合の概算額の表示や保全措置の有無などの規定があります
貸主が高齢者円滑入居賃貸住宅として物件を登録する際に、以下の事項を併せて申請することで、「高齢者専用賃貸住宅」として登録することができます。
(高齢者専用賃貸住宅としての追加登録事項)
・高齢者専用賃貸住宅の位置
・高齢者専用賃貸住宅の戸数
・法第31条の認定(高優賃の供給計画の認定)の有無
・法第56条の認可(終身賃貸事業の認可)の有無
高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)