サービス付き高齢者向け住宅について、知りたい情報や役立つ情報を集めました。

用語集

高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)

国土交通省が定める「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者居住法)において、「高齢者の入居を受け入れることとしている賃貸住宅」とされ、都道府県知事の登録を受けた建築物のことをいいます。

高齢であることを理由に入居を拒否することのない賃貸住宅をその貸主が登録し、その情報を広く提供する仕組みとして設けられた制度で、高齢者の方が、安心・円滑に入居できる賃貸住宅です。

高齢者円滑入居賃貸住宅には以下3種類があります。

高齢者向け優良賃貸住宅
高齢者専用賃貸住宅
適合高齢者専用賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅(高専賃)

国土交通省が定める「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者住まい法)における高齢者円滑入居賃貸住宅の一部として、「賃貸住宅の全部又は一部が、専ら自ら居住するため住宅を必要とする高齢者又は当該高齢者と同居するその配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上夫婦と同様の関係にあるものを含む)をその賃借人とするもの」とされています。

優良賃貸住宅ほどの厳密な基準はありませんが、居室面積や設備、サービスの有無、前払金がある場合の概算額の表示や保全措置の有無などの規定があります

貸主が高齢者円滑入居賃貸住宅として物件を登録する際に、以下の事項を併せて申請することで、「高齢者専用賃貸住宅」として登録することができます。
(高齢者専用賃貸住宅としての追加登録事項)
・高齢者専用賃貸住宅の位置
・高齢者専用賃貸住宅の戸数
・法第31条の認定(高優賃の供給計画の認定)の有無
・法第56条の認可(終身賃貸事業の認可)の有無


(ご参考)
国土交通省 高齢者住宅施策について 平成22年11月29日資料より
高専賃


高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)

高齢者が安全に安心して居住できるように、「バリアフリー化」され、「緊急時対応サービス」の利用が可能な賃貸住宅です。また、高齢者の生活を支援するために、任意の付加的サービスを提供したり、社会福祉施設等を併設することで、より安心して住み続けられる住宅とすることもできます。
主な基準は

  1. 5戸以上
  2. 各戸の床面積が原則として25㎡以上(居間、食堂などの共用スペースが十分である場合は18㎡以上)
  3. 原則として、台所、水洗トイレ、収納設備、洗面設備、浴室を設置(共用スペースに台所、収納設備、浴室がある場合は水洗トイレと洗面設備でも可)
  4. 高齢者の身体機能の低下に対応した構造・設備
    など
    高優賃を供給する事業者は、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づき、各種の支援措置を受けることができます。なお、平成19年度から地域優良賃貸住宅(高齢者型)として助成されることとなります。


    (ご参考)
    国土交通省 高齢者住宅施策について 平成22年11月29日資料より
    高優賃

有料老人ホーム

老人福祉法第29条において、「老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、食事の提供又はその他の日常生活必要な便宜であつて厚生労働省令で定めるものの供与をする事業を行う施設であって、老人福祉施設、認知症対応型老人共同生活字援助事業を行う住居その他厚生労働省令で定める施設でないもの」とされています。
有料老人ホームは次のの3種類に分類されます。

  1. 健康型有料老人ホーム
  2. 住宅型有料老人ホーム
  3. 介護付有料老人ホーム
    3種類のそれぞれの違いは「介護サービスの提供方法」の違いや入居・退去要件によるものです。


    (ご参考)
    厚生労働省 社会保障審議会介護保険部会(第28回)平成22年7月30日資料より
    有料老人ホームと高専賃との比較
    有料老人ホームと高専賃との関係

特別養護老人ホーム(特養)

介護保険法で位置づけられている3施設のうちの1つで、老人福祉法において、「65歳以上の身体または精神上に著しい障害があり、介護保険制度で要介護認定が出た人が利用可能な、全国の知事の許可・認可を受けた老人ホーム」とされています。

尚、特養で行うこれらの介護サービスを「施設サービス」と呼びますが平成17年10月以降、利用者から居住費(家賃)や食費が徴収されるようになりました。

ケアハウス(経費老人ホーム)

老人福祉法における軽費老人ホームの一種で、低額な料金で高齢者を入所させ、日常生活上必要な便宜を供与することを目的とした施設です。

自炊ができない程度の身体機能の低下があるか、高齢のため独立して生活するには不安があり、家族による援助を受けるのが困難な60歳以上の人が対象です。

自立した日常生活を送れるよう、構造、設備が工夫された軽費老人ホームのひとつ。

シルバーハウジング

バリアフリー仕様の高齢者向け公営・公団賃貸住宅で、LSA(ライフサポートアドバイザー・生活指導員)が日々の生活指導や安否確認、緊急時における連絡等のサービスを、30戸の住宅に一人配置され行なっています。介護サービスはありません




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